バイクに乗りたいけど・・・。家族持ちが越えなければならない五つのハードル

バイク画像

軽い気持ちで手を出すのは止めておいたほうがいいです。というか家族持ちがバイクに手を出すのは非常にハードルが高いです。

筆者自身は父親がバイク乗りということもあって高校生の頃からバイクに乗っていました。嫁さんと付き合ってた時もツーリングしまくってましたので彼氏がバイク乗りと理解をした上で結婚したと思います。それでも子供が出来て家族になるとあまり良い顔をしませんでした

結果一度バイクを降りました。その後ビッグスクーターを足がわりには使っていましたがバイクに復帰するのにほぼ10年かかりました。

ここではバイクに乗ることのリスク面・ハードルについてお伝えします。今回については対処法は記載していません。

筆者自身はバイクに一生乗るつもりですがあまりおすすめはしません。

今回の記事を読んで覚悟を決め、なおバイクに対する情熱を失わないかどうかはあなた次第です。

目次

家族面のハードル

家族の反対

  1. 危なそう、心配
  2. お金がかかりそう
  3. 勝手に自分だけで一人で遊ぶなんて許せない
  4. そもそも日頃の行いから信用されていない

危なそうと思うのは当然のことだと思います。それは他でもなくあなたのことを心配をしているからです。反対の立場でバイクに乗ったことがなければ当然そう思います。

バイクは完全に趣味です。人を乗せることも荷物載せることも得意ではありません。そんな役に立たないバイクに家計から捻出したお金を使いたいと思わないですよね。これも当然だと思います。

3と4は同じような考えだと思いますが普段から家事に非協力的だったり、無駄遣いしたり、酔っぱらって帰ってきたりそもそも信用度が低いのにまだ休みの日に家族サービスや家事もせず一人で遊びに行くの?ということからきていると思います。

家庭との両立

  1. 子供の学校行事がある
  2. 家族との買い物や旅行
  3. 家事を行う

バイクに乗ることが許されてもほぼ自由に乗ることはできません。あなた自身の信用度にもよりますがおそらく月1回ぐらいかと思います。

無視をして乗り続けていると家庭にすきま風が吹き込んでいきます。

金銭面のハードル

  • 初期投資に必要な費用
  • 継続してかかってくる費用

車種・排気量・油種・燃費等によりかかってくる費用は変わります。

バイクに乗らず、置いておくだけでざっくり5万円から6万円かかります。プラスツーリング等で走った分お金がかかります。

免許の取得

免許の取得にお金がかかります。大型二輪免許取得にかかる費用はこちらにまとめていますがおそらく20万円から30万円はかかります。

大型二輪免許、普通免許所持会社員向け!費用は?期間は?必要?

車両購入代

これは乗りたい車種・新車・中古車・年式等によりピンキリです。おそらく安いバイクでも諸費用を入れると50万円以上はかかると思います。

車検

2年に一回は車検があります。カスタムや状態によりますが10万円~15万円はかかります。この時に合わせて消耗部品の交換等も発生しますのでかなりの負担です。

でも安全には変えられないので削ることができない費用になります。

保険

自賠責保険任意保険があります。

自賠責保険については契約期間が長ければ割引がありますが車検ごとに加入するパターンが多いと思いますので24か月で9,270円かかります。

任意保険は年齢やどこまでの保証を付けるかにもよりますが中年と仮定するならば年間2万円から4万円かかります。

また任意保険にロードサービスが付帯していない場合、別途ロードサービスをつける必要もありますのでJAFで5,500円/年他社でも10,000円/年程度かかります。

税金

軽自動車税が毎年5月に6,000円かかります。

パーツ代・修理代

車もバイクも走れば走るほど消耗していく部品(タイヤ・ブレーキパッド等)やオイル交換等が必要になります。

また事故でもなく、ただの立ちゴケだけでもブレーキレバーやクラッチレバーが折れてしまえば5,000円近くかかります。

ツーリングにかかる費用

メインのツーリングですが目的や距離にもよりますが高速道路を使用すると一気に費用が上がります。時間をお金で買う感覚です。

ちなみに高速を使った日帰りパターンの場合で15,000円前後
参考⇒おすすめツーリング愛知県から日帰りルート 奥飛騨周遊の旅

一般道日帰りパターンでも5,000円前後はかかります。
参考⇒おすすめツーリング愛知県から日帰りルート 三重県中勢・針テラスの旅

事故面のハードル

バイクの事故は大けがになることも多いです。

中年世代は運動機能や視力の衰えを認識できず、運転技術を過信していることもあってか事故率が高い傾向にあります。

バイクの事故

バイクの事故は車と違い、体がむき出しになっていることもあり大けがや死亡事故にいたるケースもあります。

また車体が小さい分車からの視認性も悪く、巻き込まれるパターンの事故も多いです。

都内交通事故死者数構成比(2020年)
(引用 警視庁資料)

 都内死者数構成比
二輪車40人25.8%
四輪車14人9.0%
自転車34人21.9%
歩行者67人43.2%
合計155人100%

車に比べて死亡事故が多いことがわかります。

中年の事故率

都内年齢層別二輪車事故発生状況(2020年)
(引用 警視庁資料)

年齢層事故件数構成比
若年層99918.9%
25~29歳4939.3%
30歳代93017.5%
40歳代1,19322.5%
50歳代1,03419.5%
60~64歳2324.4%
高齢者4177.9%
合計5,300100%

30歳代から50歳代が多くなっている状況が数字に表れています。死者数についても50歳代が一番多い状況です。

運動会で転ぶお父さんが多いように自分の意識と体の動きがリンクしていないのではないかと思います。

自分の運転技術を過信しているケースあるかと思います。

身体面のハードル

若い時に比べると体の回復が遅く、翌日に疲れを持ち越すことも多いです。

体への負担

これはバイクに限った話ではありませんが土日が休日の場合、土曜日にツーリングに行けば日曜日にゆっくりできますが日曜日に行けば月曜日がしんどくなります。


また乗る体勢が厳しいバイクだと疲れが倍増します。

また好きなことをしてきて「疲れた」と言おうものなら家族から冷たい視線を向けられることになります。

仕事面のハードル

先ほどの身体面でも触れましたが月曜日に疲れを持ち越すことも出てきます。

また万が一スピード違反等で検挙された場合、車を業務で使用する職種の方については仕事に大きな影響が出てきます。また金銭的な負担も増えます。

交通違反による免許への影響

例)速度超過反則点数

50以上12点
30(高速40)以上50未満6点
25以上30(高速40)未満3点
20以上25未満2点
20未満1点

行政処分歴が0の場合

  • 6点~8点で30日の免停
  • 9点~11点で60日の免停
  • 12点~14点で90日の免停

バイクに乗る為に家族持ち越えなければならないハードルまとめ

いろんなリスクがあり、高いハードルがあります。

  • 家族面のハードル
  • 金銭面のハードル
  • 事故面のハードル
  • 身体面のハードル
  • 仕事面のハードル

今回はそれぞれのリスク面・ハードルの高さをあえて協調をしました。

乗り越えられそうですか?

覚悟が出来ればこの高いハードルを乗り越えられると思います。

それを乗り換えた暁には楽しいバイクライフが待っています。

バイクの情報やツーリングの楽しみについて今後もお伝えできればと思っています。

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この記事を書いた人

50代食品会社勤務の中間管理職です。
バイク歴30数年。食品会社勤務歴30年。バイクと食べることを愛しているおじさんです。
バイク関連情報や新製品情報を中心に発信していきます。

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